8月21日(木)14:00~16:00
「自己理解強化編 PART3」では、
シチュエーション別のアサーショントレーニングを体験していただきました。
今回は「相手にお願いする」をテーマに、
2つの事例を使いました。
1つ目は
「椅子の下に転がっていたペンを取らせてほしい」。
新幹線の待合室で取引先と電話をしていたAさんが、
メモを取ろうとしてうっかりペンを床に落とし、
Bさんが座っている椅子の下に転がっていきました。
そこでBさんに「ペンを取らせてほしい(あるいは取って欲しい)」とお願いするシチュエーション。
最初は言葉を使わず、
表情とジェスチャーだけでお願いする。
次は言葉も加えてお願いする。
この2つの方法を体験し、
「言葉を使うことで、
より相手に自分の思いが伝わる」ことを再確認していただきました。
そして2つ目の事例は、
「職場で一人だけお菓子を配られなかった人がいたとき、
周りはどう感じるか?」。
職場を営業部に見立て、
ファシリテーターがAさん(事務職・お菓子をもらえなかった人)と、
B男さん(営業職・取引先からいただいたお菓子をA子さんに配り忘れた人)を演じました。
その際「①配り忘れられていじける。
②B男さんに怒りの感情をぶつける。
③アサーティブな言い方でお菓子をB男さんからもらう。」という、
A子さんの3つの反応を見てもらい、
「二人を見ていてどう感じたか?」について振り返っていただきました。
すると、
① 「代わりに僕のお菓子をA子さんに上げようと思ったけど、
それだとA子さんも気まずいだろうな」
② 「自分だけもらえなかったら、
腹が立つのは分かるけど、
周囲は嫌な気持ちになるなぁ」
③ 「周りは一瞬ヒヤヒヤしたけど、
A子さんの対応だとB男さんだけでなく、
全員ホッとするよね。」等、
それぞれのシチュエーションに対して振り返っていただきました。
どちらの事例も、
「コミュニケーションは、
やりとりしている当人同士だけでなく、
その環境を共有する人たちにも影響がある」ことを、
皆さん実感できたようです。
※次回は9月4日(木)14時~16時です。
まずは見学からでもOKです。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。